『空を見てただそれだけを願う・・・』

"何百年も空が晴れていない国で、
 一度も空を見る事なく死んでしまった少女が
 空が晴れる事を祈り続けている――"

続きます! ↓↓↓


『今こそ、光よ、その力を解きはなちたまえ・・・!』

"幽霊の女の子の祈りが少しずつ空からこぼれるような光が・・・
 その時、桜色の花びらがより多く舞い上がり・・・"


『今、この澄みきった空が私の願いだった・・・』

"少女の願いは空へ届き・・・
 青く綺麗な空からは光がこぼれて、
 ゆっくりと少女が振り返ろうとします・・・
 そして・・・
 「今、この澄みきった空が私の願いだった・・・」
 と言います・・・・
 手前にはその女の子をずっと見ていた少年が・・・"


『本当に・・・蒼くて綺麗だね・・・』

"青い空はもっと蒼くなって・・・・
 こっちを完全に向いて少女が少し悲しげな表情で・・・
「本当に・・・蒼くて綺麗だね・・・」
 と少年に言います。"


『今までずっと・・・ありがとう・・・もう私・・・』

"少女の周りには渦を巻く風と光と花びらが舞い・・・
「今までずっと・・・ありがとう・・・もう私・・・存在する理由がないから・・・・
 ありがと・・・・見守ってくれていて・・・いつか私あなたのこと好きになってた・・・
 大好きでした・・・・」"


『ただ蒼い空だけを残して・・・・』

"「行くなっ!!」
 少年が叫んで手をのばします・・・
 ですが少女の姿はなく僅かな光があるだけで・・・
「俺も・・・好きだったのに・・・伝えられなかった・・・・
 こんなただ蒼い空だけを残して・・・・逝かないでくれよ・・・!
 ・・・君がいることが俺の光だったのに・・・」

 少年は涙しながらこういいました・・・・"


『今も明日も・・・ずっと忘れない・・』

"季節は春から冬へ・・・
 少年はずっと思い出の地へと通い続け、
 あのときの少女と同じ場所から空を見続けます・・・
 花びらを魔法でただよせながら・・・

「今も明日も・・・ずっと忘れない・・同じ視点から君が最後に見ていた蒼い空を・・・・
 俺も君の代わりに見続ける・・・・・俺が死ぬまでずっとここに来る・・・」"


『うらめしや〜なーんてねっ!』

"少年が毎日通い続けて季節は春・・・
 いつもどうり一人で帰ろうとした道の途中に腕が絡みつき・・・
 なつかしいあの少女の声が・・・・
「うらめしや〜なーんてねっ!
 もう!こんなに通い続けて考え込んで・・・・
 少し痩せたみたいね・・・・
 私の存在理由できたみたい!!
 私の存在理由は・・・あなただよ!?
 責任とってもらうから覚悟してね・・・・・?」
 少年は少し驚き迷いなく、
「もちろん!」
 と答えました・・・・"


『蒼い空は一人でなくニ人で・・・』

"蒼い晴れた空は続きます。
 たまには雨やくもりになるけれど、晴れないことはありません。
 そして今日もまた二人で祈り続けて蒼く晴れた空を見上げます・・・
 そして少女がこう口を開きます。
「蒼い空は一人でなくニ人で・・・見たほうが・・・
 嬉しいね・・・!」
 少年は肉体のないそれでも愛し見守って今も一緒にいる少女に優しく短い返事で
「うん・・・」
 と答えます。
 少女は少年に寄りかかり、
 少年は照れ隠しにポケットに手を入れます・・・
 いつもの日常。
 それがなによりも大切なことに気が付けた出会いでした・・・

                  −ENDー"

ハッピーエンドで完結!
もう本人達が幸せならそれでOK☆
長らくお疲れ様でした!
少年の服も私のイメージに合わせてシャツにしてもらっちゃいましたv